生徒課
2024年7月24日
平素から本校同窓会、PTA、教育後援会、ならびに地域の皆様には、本校の生徒指導に深いご理解とご支援をいただき、厚く御礼申し上げます
本年度は、201名の新入生を迎えました。全校561名(男子365名、女子196名)でスタートしております。一時的に定員増となりましたが、少子化の煽りを受け、今後の定員数は変動していくものと考えられます。変化の激しい世の中ではありますが、現在、多くの生徒が豊浦の学び舎で勉学や部活動に励んでいます。
新型コロナウイルス感染防止対策期間中は生徒のコミュニケーション力の低下が見られました。特に挨拶の声が小さく、目を合わすことができない生徒も増えていました。しかし、昨年度、挨拶に関して重点的に指導したことで、以前のような活気のある豊浦に戻りつつあります。一方で、スマートフォンに関するトラブルが増えてきています。スマートフォンの使用方法やインターネットに関連した事件・事故に巻き込まれないような研修を取り入れ、生徒の情報モラルの向上に努めたいと思います。
では、生徒課のこの1年間の取組をご紹介します。昨年度は、新型コロナウイルス感染も少し落ち着き、様々な学校行事・教育活動が再開されました。野球応援につきましては、大雨による休校の影響で中止を余儀なくされました。気合いの入った応援団を中心に、吹奏楽部の迫力ある演奏で野球部を鼓舞する準備をしていただけに残念でした。体育大会は、陸上の部、水泳の部を行いました。仲間の雄姿を懸命に応援し、絆を深めました。強歩大会は天候に恵まれ、深坂までの23キロメートルの道のりを、友人と会話を弾ませながら完歩を目指しました。
今年度6月8日の豊高祭は、コロナ一ウィルス蔓延後、初めて一般にも公開した形での開催としました。3年生の食品企画では食品バザーを行い、価格の決定や材料の発注などに頭を抱えながらも仲間と協力して、焼きそば、カレーライス、チュロス、かき氷、メロンクリームソーダ、揚げパンなどを販売し、どのクラスも大盛況でした。2年生のクラス企画では、お化け屋敷や体験型ゲームなどを行いました。各クラス工夫を凝らした趣向で来場者を楽しませていました。1年生は合唱企画に参加し、各クラスの特徴を生かした合唱を全校生徒の前で披露しました。JRCは防災に関する展示を、美術部は個人作品の展示を行いました。総合文化部英会話班は先生方へのアンケート結果の発表とゲームなどで来場者を楽しませてくれました。また、オープニングやフィナーレなど、久しぶりに全校生徒だけでなく、保護者・一般の来場者が体育館に集って実施することができました。吹奏楽部の素晴らしい演奏で会場は大いに盛り上がり、豊高がひとつとなる瞬間にもなりました。
部活動においては、各部とも一所懸命活動しています。今年度、中国大会には、陸上競技部、バスケットボール部、ソフトテニス部、剣道部、弓道部、水泳部が出場します。全国高校総体(インターハイ)には、体操競技部、レスリング部が出場します。
中国大会・全国大会出場の際には、同窓会の皆様に作っていただいた大会出場の看板を、活用させていただいています。国道より一般の方にもよく見ていただくことができ、豊高生にとって励みとなっています。また、財政的に厳しい状況が続く中、同窓会の皆様の応援・助成は大変ありがたく思っております。野球応援では、毎年多くのOBの方の応援をいただきありがたく思っております。
「豊高生」は同窓生の皆様に助けられながら、高校生活を精一杯送っています。教職員・生徒ともに常に感謝しております。今後とも、ご声援とお力添えをよろしくお願い申し上げます。
生徒課長 田中正浩