”高校生という時間は自分のやりたいことを片っ端からやっていくための期間だと思います”
”この世界はやってみなければ分からないことで溢れています”

豊浦高校を選んだ理由
豊高で吹奏楽をしたかった。中学1年生のときに東部中学校吹奏楽部として豊高吹奏楽部の定期演奏会に出演。自分の演奏が終わって客席から、激しいダンスをしながら演奏する『豊高メドレー』を見た時に心が強く惹かれ、「ぜったいにこの学校に入学する!」と決めました。
豊浦高校での3年間を振り返って
僕の 3 年間を 一言で表すとするならば、ズバリ『サックス!!︎』中学 3 年生で吹奏楽部の部活を引退後、「楽器を吹いてた時が自分にとっての幸せな時間だったんだ!」と気づき、サックス奏者になりたいと思い始めました。晴れて豊高に合格した後は、すぐにサックスのレッスンを受け始めました。コンサートなど演奏する機会をたくさん与えてくださる方で、1 ヶ月間全ての休日がコンサートの予定で埋まるという事もありました。「次のレッスンまでにこの曲を吹けるように!」と日々課題に追われながら過ごしていました。
当時は忙しい日々を必死にこなしていく様な感覚でしたが、今思うとあの時がなければストイックに練習できるようにはならなかっただろうなと思います。
豊浦高校卒業後の進路について
現在は、昭和音楽大学の弦・管・打楽器演奏家コースに特待生として在学中です。将来的にはサックス奏者としてソロ活動をしたり、カルテットでコンサートを開いていきたいと思っています。今はその準備段階だと考えています。

在校生へのメッセージ
皆さんは今、『やりたいこと』がありますか?僕のように『楽器演奏のスキルアップをしたい』だったり『大量の小説を読みたい』だったり、なんでもいいと思います。僕は、高校生という時間は自分のやりたいことを片っ端からやっていくための期間であると思っています。例えば、大量の小説を読みたいのであれば今すぐ書店に行って読みたい本を全て買いましょう。そうすることで、その本を全て読み終わった時にそれが本当に自分のやりたいことなのかが分かります。
それが本当にやりたいことなのであれば、文学部へ進学するという道が開けるかもしれません。もし、それが本当にやりたいことでなかったとしても大丈夫です。大量の本を読んだことによって以前よりも語彙が増えていることでしょう。その事実が経験としてあなたを強くしてくれます。時間が無駄だと思ってもやってみてください。今まで勉強してきたことを応用して自分のやりたい事に使えるかもしれません。
そして、大学では自分のやりたいこと・学びたいことを突き詰めていくのです。この世界はやってみなければ分からないことで溢れています。
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